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CM方式・分離発注方式
原価でつくる家づくり
CM(コンストラクション・マネジメント)とは、お客様から業務委託を受け、お客様を代行して建築プロジェクトを統括運営することです。CMを採用することにより、建築費を細かく分析し、グレー部分(ムダ)を明確にし不要なコストを省くことができます。


メリット
直接契約
○お客様と業者全ての間に請負契約が締結されることで実際に工事を行う職人さんの顔が見え信頼関係が
  築きやすく現場へ行かれたときでも気軽に会話をする事ができ気持ちが伝わりやすいです。
  また業者や職人にとっても責任感が生まれ気持ちの持ち方がちがいます


コストダウン
○コストダウンが可能です従来の請負契約では、ゼネコンやハウスメーカー、各業種は「経費」を計上してきます。
  これは各会社、業者が成り立つ上で必要な費用です。
  しかし多くの業者(専属工務店→下請け業者→孫請け業者etc・・・)を請け負う事で「多重な経費」がお客様の負担
  となると共にその「経費」により建物の質を落とさざるを得なくなってしまいます。実際に工事を行う業者と契約する
  事によりかさむ経費を抑え、その分建物に費用をかけられます。

施工業者の選定
○お客様のお知り合い業者に依頼する事ができます。「知り合いに大工さんがいます」といったように
  お知り合いの業種はその方にお願いし、その他の業種は『匠ネット』から選定していただくことも可能です。


デメリット
時間がかかる
○見積調整や各業者との契約に時間がかかります。しかしながら人生で一番大きな買い物ですし
   一生の事を考えれば大切な時間だと思っています。しっかり考え、じっくり選び、きっちり工事をしてもらう為
   にも大切な時間だと考えています。

保障
○保障の問題です。一般的なのは施工会社により、住宅保障機構などの保証期間に対象住宅を登録して
  引渡しから10年間の保障を行うものです。
  分離発注では各業者やメーカーが保障することになります。契約時に保障内容の確認も
  行いますので安心ですし、何よりも自分が担当した箇所を責任を持って保障するといった保障形態の
  原点といえるものです。

資金計画
○支払い時期が細かくなります。分離発注では各業者との契約によりますので、大工工事のように工事期間中
   長く携わる業者は3回に分ける場合が多く、基礎工事業者や建具工事業者は短期間で工事を終えます。
   その都度支払いが必要となりますので、銀行ローンなど繋ぎ資金が望めない場合は、あらかじめ
   自己資金が必要となります。弊社では。銀行ローンの相談に同席させていただきお客様と一緒になり
   銀行と交渉させていただきます。

お気軽にご相談ください。


昔の家づくりは棟梁が中心になって分離発注で創っていました。しかし戦後住宅難の中、経済復興していく過程において住宅販売会社が出現、ハウスメーカーや総合建設業(ゼネコン)なども出現してきまして日本の家づくりは一括請負式に変わってまいりました。この方式は日本独特のやり方で他の諸外国にはありません。建売業者においては坪単価いくらの世界です。こんな事がまかり通る社会なのです。欧米諸外国はCM方式や分離発注方式が常識です。
日本の住宅づくりはユーザーの価値観の変化やニーズの多様化によって棟梁だけでは対応できなくなってしまったのです。
そこで現れたのが建築家(建築設計事務所)と言われる人たちです。
様々な建築工法を学び、経験豊富な専門家達ですが一般市民とはあまり馴染みがありませんでした。しかし近年、テレビや雑誌でクローズアップされ、ハウスメーカーも建築家とのコラボレーションで家づくりを始めました。建築家は設計・デザインの専門家でもありコスト面においても、お客様に代わって建築費の折衝を行いお客様が望む機能、品質が設計に反映されるよう質の向上とコスト改善を行います。こういったことが出来るのが建築の専門家であり、コンストラクションマネージャーなのであります。
建築家・匠ネットは昔のような家づくりの原点に立ち返って分離発注の仕組みを立上げ原価で出来る家づくりを始めました。建築家に頼むと高くつくと思っている方もいらっしゃるでしょうが、決して高くはありません。
どうかお気軽にご相談下さい。私たちは住宅に関する『ホームドクター」のようなものです。

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